こんにちは。湯梨浜町議会議員の中森圭二郎です。先日、私が所属する総務産業常任委員会の視察があったので、今回のブログは視察レポートになります。
視察テーマ①東郷荘下地中分絵図を使った地域おこし
今回の視察の目的の一つ目は、東郷荘下地中分絵図を使った町おこしができないか、ということでした。
東郷荘絵図とは、
です。
羽合歴史民俗資料館に、絵図のレプリカが展示されていて、天神川・山など現在でも残っている地形が絵図で確認できます。(馬がとても可愛い)
湯梨浜町の歴史と文化を学ぶ 歴史民俗資料館(羽合・泊) - 湯梨浜町
日本遺産「日根荘」がある泉佐野市へ
事前に湯梨浜町の絵図について(最低限ではありますが)勉強したうえで、泉佐野市へ。視察当日は、日本遺産推進担当理事兼文化財保護課長の中岡さんに
- 「全国中世荘園サミット」
- 文化的景観事業における官民連携
- 府内・周辺県との観光連携
- 広大な日根荘遺跡の維持・管理体制
など、お伺いできました。令和6年2月に、「荘園と中世山城(仮)」というテーマで全国中世荘園サミットを開くそうなので、国史跡を目指している羽衣石城跡がある湯梨浜もぜひ参加できればという話も出てきました。話が進むことに期待しています。このような史跡や日本遺産を持っている自治体同士の連携を積極的に行っている点は見習っていきたいところです。
意見交換を行ったあと、町議員たちで、日根荘遺跡を実際に見学してきました。とはいえ限られた時間でしたので、日根荘大木の農村景観地帯にある火走神社、荘園絵図にも描かれている日根神社、井川用水などを見学しました。
火走神社のあたりは、自然が多く残っている地域で、荘園絵図の中を観光するようなタイムトリップを味わえました。湯梨浜町でもそのような観光ができる日が来るように、史跡の保全や活用を進めていきたいと思います。その後、一行は泉佐野市を後にして、長浜市へ向かいます。10月の視察レポートその②に続きます。
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