こんにちは。湯梨浜町議の中森けいじろうです。
6月定例会が近づいてきました。今回の一般質問では、「日本語を母語としない方にとって住みやすい町づくりを」ということで、横浜市などで取り組みがなされている「やさしい日本語」を町内でも普及させてはどうか、と提案したいと思います。また、町内在住の外国人の交流の場づくりにも言及したいと思います。
「やさしい日本語」とは、普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。
1995年1月の阪神・淡路大震災では、日本人だけでなく日本にいた多くの外国人も被害を受けました。その中には、日本語も英語も十分に理解できず必要な情報を受け取ることができない人もいました。
「やさしい日本語」を取り上げようと思ったのは、下記の大阪市港区長の山口さんのtweetがきっかけでした。いろんな人にとって読みやすいのは良いことだと思います。
校長時代、外国から来た保護者が多いのもあって学校文書を「やさしい日本語」にしました。結果、忙しい日本人の保護者に喜ばれたのと、保護者がプリントを見てくれない児童(これは切ない話ですが実際ありました)が自分で読めるので土曜授業の欠席や忘れ物が減りました。オススメです! https://t.co/22q5x7oTVw pic.twitter.com/a6YlDlD4zr
— 山口照美/大阪市港区長 (@TerumiYamaguch1) April 10, 2022
また、今回の一般質問のために、事前に鳥取県国際交流財団の倉吉事務所を訪ねて、ベトナム、台湾出身のコーディネーター2名にお話を聞きました。英語やカタカナが分からない、学校や健康診断の案内の文書が読みづらいといった声も聞きましたので、一般質問に反映させたいと思います。
「日本語を母語としない方にとって住みやすい町づくりを」
インターネットラジオでも「やさしい日本語」についてお話していますので、ご関心ある方は、下のリンクにあるyoutubeかspotifyで視聴できます。
最後までブログを読んでいただいてありがとうございます!湯梨浜がもっといい町になるように、全国の市町村議会が盛り上がりますように、発信していきたいと思います。