ゆりはま議会だより73号&5月7日(土)合同議会報告(ライブ配信)
こんにちは。湯梨浜町議会議員の中森です。GWも終わり、お疲れの方も多いのではないでしょうか。私もGWの前半はワンオペ帰省して、こどもたちは楽しんでいましたが、私は・・・。GW終わってからセルフケアをしていきたいと思っています。
さて、遅くなりましたが、湯梨浜議会の広報委員会として関わったゆりはま議会だより73号が発行されました。
今回は光井議員、松岡議員、米田議員、小川議員、増井議員、中森というメンバーで記事作成・編集を行いました。私は、広報常任委員会、委員長の増井議員とともに全体的な監修をしていますが、下記のように記事も多数書いています。
WEB上でも議会だよりを読めますので、チェックしてみてください。
https://www.yurihama.jp/uploaded/attachment/10926.pdf
ところで、3月定例会の私の一般質問は「少人数学級のための教室確保は」というテーマで行いました。教室数を確保するために羽合小学校の増築の予定があるということ、1クラス教員2人体制についても前向きに検討するという答弁の要旨が書かれています。今回は質問は1つだけでした。
また、当初予算討論も行いました。医療的ケア児支援法の理念を湯梨浜で実現するためにも、当初予算に賛成の立場で私は討論しました。
今は、6月議会に向けて、一般質問の下準備をしています。もう少ししたら、一般質問の内容をブログに書きますので、お待ちください。
最後にイベント告知になりますが、明日5月7日(土)の17時から香美町議会議員の松岡大悟さん、湯梨浜町議会議員の小川遊さんとともにyoutubeライブで議会報告を行います。3月議会の報告、また3人とも議員1年目ということで、1年目の振り返りを行います。
最後までブログを読んでいただいてありがとうございます!湯梨浜がもっといい町になるように、全国の市町村議会が盛り上がりますように、発信していきたいと思います。
2022年3月定例会
こんにちは。ようやく春らしい暖かさが感じられるようになってきましたね。
ただ、町内でも新型コロナウイルスの感染はまだまだ終息したとはいえず、休園、休校になるこども園、学校もあります。待機や治療期間中の生活が大変という話は聞いており、難しい局面が続いていると感じています。議会でも議論していきたいと思います。
そして、明日3月4日(金)から湯梨浜町の3月定例会がスタートします。3月定例会では、2022年度の湯梨浜町の事業を進めるために必要な当初予算が審議されます。湯梨浜町では委員会方式を取っており、予算特別委員会を設置し、集中して審議します。
湯梨浜町のHPでも当初予算の説明資料などを閲覧できますので、リンクを張っておきます。
予算書自体も下記リンクから閲覧できます。
そして、3月7日(月)には一般質問をします。令和4年度から県内で順次進めていく少人数学級事業について取り上げる予定です。
放課後児童クラブの民間事業者を選ぶプロポーザルが始まりました。
こんにちは。湯梨浜町議会議員の中森です。
2月臨時議会が終わりましたので、その報告をしたいと思います。(とはいえ、この報告を書いている午後には、3月議会の予算の勉強会があり、心はもう3月議会なのですが苦笑)
おさらいですが、湯梨浜町議会では委員会方式を取っています。委員会方式とは、各常任委員会(湯梨浜は総務産業常任委員会と教育民生常任委員会の2つ)でそれぞれ協議してあと、臨時議会で質疑・討論・採決します。
「小学校休業等対応助成金」の個人申請
報告事項のこども園、学校においての新型コロナウイルス感染状況のについて。「小学校休業等対応助成金」が原則事業者の申請によるもので、保護者が申請できないという問題があるということが議員と町執行部から話されました。これに関しては教育民生・臨時議会の会期の間に、厚生労働省で動きがあり、事業主が助成金の活用に応じない場合、個人申請でも受け付けるという方向性を国が示しました。
町でもこのことを分かりやすく広報するとのことです。こちらは雇用されている方が利用できる助成ですが、個人事業主の方は国・県・町の助成金を活用する必要があります。湯梨浜町商工会がいろいろ情報を出されていますので、そちらを参考にしてください。
放課後児童クラブの民間委託について
12月議会で議論された放課後児童クラブの民間委託についてですが、「仕様書」という町から事業者への委託内容が決定し、公募・選定が進んでいます。スケジュールとしては、下記のように短期間です。
協議の中で、私は、民間事業者を選ぶ審査会に、町の執行部以外の外部委員を入れるように提案しました。それは、民間事業者選定の仕組みの中に、地域の視点や専門家の視点を取り入れてほしいからです。他の自治体では、有識者や保護者の代表などが審査委員になっています。また、今回のような急な提案のときこそ、多様な視点を審査会に入れて、検討する材料を増やしておくべきだと私は考えます。
結果的に、他の議員の意見もあり、2月18日の全員協議会において、有識者の方が審査委員またはオブザーバーとして審査会に関わるという方針を町が出しました。公平なジャッジがなされることを期待しています。
次の3月議会では、民間事業者が決定し、予算が議会で審議される予定です。
令和4年1月湯梨浜町臨時議会の報告
報告が遅くなりましたが、1月24日(月)に行われた令和4年1月湯梨浜町臨時議会の報告です。
全員協議会では、
の3点の報告を受け、
の3点を協議しました。
放課後児童クラブの民間委託について
放課後児童クラブの民間委託については、子育て支援課から、1月14日、17日、18日に行われた保護者説明会の様子について報告がありました。説明会では、①長期休暇中の開所時間の変更はあるのかどうか、②委託開始予定時期はいつなのか、③受入対象学年の変更はあるのか、④委託による有資格者の確保はできるのか、⑤利用料の変更はあるのか、という質問がでたと報告を受けました。
どの質問も現状維持したいという町の立場ですが、民間事業者次第で好転・悪化のどちらもあり得るものだと私は考えています。条例や要綱などで、学童の質を担保できるような仕組みを作るように町に伝えました。
今回の全員協議会での説明後、町は民間事業者の公募を始めています。また、進捗がありましたら、報告したいと思います。
一般会計補正予算(第10号)について
一般会計補正予算(第10号)についてですが、1月28日現在、町がHPに概要書などを公表していないので、今回、3つの補正予算についてピックアップしました。
こども園整備事業は、昨年末に起こった大雪による修繕の補正予算です。こども園以外にも、アロハホールや農業用施設などいくつかの修繕の補正予算が通っています。
東郷小学校管理運営臨時経費は、東郷小学校のエアコンの更新のための補正予算です。
学校等における感染症対策支援事業は町内の小中学校の感染症対策の備品購入や委託の補正予算です。
私は、教職員の業務が増えているので、学校での消毒作業を業務委託してはどうかと、令和3年度6月定例会で一般質問しました。下記はそのときの一般質問通告書です。
当時の教育長の答弁は6月現在、羽合小学校のみで消毒作業をシルバー人材センターにお願いしているというものでした。
今回、国の補助金、臨時交付金のおかげで町内すべての小中学校で業務委託できるようになり、教員の負担が少し軽減されるのではないかと思います。
全員協議会終了後の臨時議会ではすべての議案が成立しました。
令和4年1月湯梨浜町臨時議会の報告
報告が遅くなりましたが、1月24日(月)に行われた令和4年1月湯梨浜町臨時議会の報告です。
全員協議会では、
の3点の報告を受け、
の3点を協議しました。
放課後児童クラブの民間委託について
放課後児童クラブの民間委託については、子育て支援課から、1月14日、17日、18日に行われた保護者説明会の様子について報告がありました。説明会では、①長期休暇中の開所時間の変更はあるのかどうか、②委託開始予定時期はいつなのか、③受入対象学年の変更はあるのか、④委託による有資格者の確保はできるのか、⑤利用料の変更はあるのか、という質問がでたと報告を受けました。
どの質問も現状維持したいという町の立場ですが、民間事業者次第で好転・悪化のどちらもあり得るものだと私は考えています。条例や要綱などで、学童の質を担保できるような仕組みを作るように町に伝えました。
今回の全員協議会での説明後、町は民間事業者の公募を始めています。また、進捗がありましたら、報告したいと思います。
一般会計補正予算(第10号)について
一般会計補正予算(第10号)についてですが、1月28日現在、町がHPに概要書などを公表していないので、今回、3つの補正予算についてピックアップしました。
こども園整備事業は、昨年末に起こった大雪による修繕の補正予算です。こども園以外にも、アロハホールや農業用施設などいくつかの修繕の補正予算が通っています。
東郷小学校管理運営臨時経費は、東郷小学校のエアコンの更新のための補正予算です。
学校等における感染症対策支援事業は町内の小中学校の感染症対策の備品購入や委託の補正予算です。
私は、教職員の業務が増えているので、学校での消毒作業を業務委託してはどうかと、令和3年度6月定例会で一般質問しました。下記はそのときの一般質問通告書です。
当時の教育長の答弁は6月現在、羽合小学校のみで消毒作業をシルバー人材センターにお願いしているというものでした。
今回、国の補助金、臨時交付金のおかげで町内すべての小中学校で業務委託できるようになり、教員の負担が少し軽減されるのではないかと思います。
前回投稿記事について
12月定例会一般質問のやり取り
新年あけまして、おめでとうございます。もう新年になってしまいましたが、昨年の12月議会の振り返りができていませんでした。というのは、12月定例会が12月22日(火)に閉会し、24日(金)から塾の冬期講習が開始。バタバタして、ブログに書くのが先送りになってしまいました。
一般質問「使いやすい産後ケアの実現を」におけるやり取り
【中森圭二郎 質問1】 鳥取県の補助事業により県内の産後ケアの個人負担が無料になったが、湯梨浜町はどのように広報しているか。湯梨浜町HPには産後ケアが無料だと記載がない。また、子育てアプリ「母子モ」では、産後ケアの情報に誘導できていないように思う。湯梨浜町の広報の方針を問う。
【町長答弁】 無償化の周知ですが、母子手帳交付時と保健師の新生児訪問時に、利用料が無料であることをその都度パンフレットを見ながら、制度概要を含め丁寧に説明させていただいております。 (中略) 議員からご指摘のありました、湯梨浜町ホームページに無料の掲載がないこと、母子モの産後ケアの情報への誘導については、ネット環境の中で情報収集をされる方により詳しく、またいろんな場所で提供されていることが情報としては大切だと考えており、(中略)改善を図りたいと思っています。*1
【町長答弁】 産後ケア事業は、すべての人が対象という制度ではないと。その必要がある方たちが利用されるものですので、母子手帳発行時には基本的には産後の育児の状況の見通しがまだ立っていないというか、分からない状況の中ですので、ある意味そのときに申請書を出していくとそれが無駄になる(中略)。新生児訪問時、出産後概ね1か月後に保健師との面談で利用を勧めるケースもあるのが現状ですし、そういう機会をとらえて、確実にやっていくことがいい(中略)。 *2
【中森圭二郎 質問③】旅館を使った日帰り産後ケアを検討してはどうか。②で紹介した高浜町では、日帰り産後ケアに旅館を活用している。母親が朝食を取ったり休憩でき、旅館にとっては空き部屋を稼働でき、経済効果もある。湯梨浜町での実施を検討してはどうか。
【町長答弁】産後ケア事業としては、現在の事業内容で継続実施したいと思っています。(中略)特に産後ケアが必要な方は人とのコミュニケーションに不得手な方が多く、町保健師が関わることで信頼関係を築き、子育て支援センターへ誘いながら子どもの同年代の親と結び付けていくというのが、私どものやっている現状があります。産後ケア事業としてではなく、子育て支援センターの行事を温泉旅館を使用したものに考えてみるなど、旅館組合と事業実施が可能か相談して、子育て支援の事業として検討してみるのも一法かなと考え方を持っています。 *4実は、議場で町長答弁を聞いているときは、私の提案が否定されているような感じを受けたのですが、町長答弁の文章を見ていると、そこまで否定的でない気もします。子育て支援センターの行事というのは、おそらく産前産後サポート事業のことだと思います。多くの方が利用しているサービスので、その事業内で温泉旅館の活用などができればうれしい限りです。つづいて、④産前産後サポート事業の委託事業者との契約についての質問です。
【中森圭二郎 質問④】産前産後サポート事業の委託事業者との契約について。産前産後サポート事業のアウトリーチを担う助産師との契約が会計年度任用短時間勤務職であるが、周辺自治体では委託が多いように思う。なぜ委託にしなかったのか。
【町長答弁】中部管内の他の市町村は同じ助産院と委託契約をしておられ、それをやりますと日にちがつどったり(原文ママ)とかが結構あるということで、湯梨浜町では中部の人が同じ助産師さんに委託しておられる現状があり、どうもその方も町内の方のようですけど、その人は別の方にお願いをして湯梨浜町専属的ないくつも持っていない立場の方をお願いしているというのが現状です。 *5町長答弁が少しわかりにくいのですが、中部圏域の自治体が共通の助産院と委託契約をしていることで、日程が重なり予約できないということがあるようです。そこで、産前産後サポート事業に関わる助産師さんを会計年度職員にして湯梨浜町専属として動いてもらっているということだそうです。この後の答弁で、職員であるがゆえに、助産師さんが動きにくく感じているということを伝えました。そちらのやりとりも議事録ができ次第、追記したいと思います。
一般質問「自然災害時に湯梨浜町HPやSNSの活用を」におけるやりとり
【中森圭二郎 質問①】
近隣自治体では、自然災害時にSNSを使った情報発信を行っているが、湯梨浜町でも導入を検討してはどうか。湯梨浜町でもSNSを通じで災害時に注意喚起を行う民間事業者や町民が多数見受けられた。湯梨浜町の公式アカウントを作れば、町の災害対応の情報を拡散してもらえるように思う。導入を検討してはどうか。
【町長答弁】
本町におきましても、先月開催された災害協定セミナーを機にヤフー防災速報を活用する方向で現在検討しています。
私はtwitterやfacebookなどのSNSを想定していましたが、防災アプリはインストールしている方も多いので、こちらを利用していきたいという町長答弁でした。
【中森圭二郎 質問②】
自然災害が起こった際には、町HPに情報を求めてアクセスしているので、道路交通規制状況だけでなく、避難場所の開設状況などを載せてはどうか。
7月7日の豪雨は日中に被害が拡大したため、町民が職場にいて、防災無線やケーブルテレビなどからの情報取得できない状況だった。そんな中、町が道路交通規制状況を示すページを作成、更新し、町民からの多数のアクセスがあった。その他の刻々と変化する被害状況や支援状況を発信するために、道路交通規制状況だけでなく、避難場所の開設状況や支援物資の支給場所など、必要な情報をHPにて公表することはできないか。
【町長答弁】
避難情報や避難場所の開設状況につきましては、全ての自治体が配備しているLアラートへの入力により、報道機関やあんしんトリピーメールへ情報が伝達され、テレビのテロップやスマートフォンなどで確認していただけるシステムとなっています。
年間66万アクセスある町のホームページにおいても、(中略)交通規制に限らず避難場所の開設状況なども掲載を進めてまいりたいと思っております。
Lアラートとは「情報発信者(自治体、ライフライン事業者等)が発する地域(ローカル)の災害情報を集約し、情報伝達者(テレビやネットワーク等)向けに一括配信」*8するものです。例えば、NHK総合テレビでd(データ)ボタンを押したときに確認できる避難情報などもLアラートによって行われています。
町長答弁では、町HPにも避難場所の開設状況なども掲載していく方針を打ち出しているので、テレビが見れない方も町HPを検索すれば、被災・支援情報が把握できるようになるかもしれません。